”起こることはみな、想像するなかでも最高にすばらしい世界と経験に導く道を開く”

※太字・青字：サンマーク出版「神へ帰る」より引用

ほんとうはみな天使だ。あなたが対立相手だと思っているひと、敵だと想像しているひとでさえそうなのだよ。

すべて神聖な理由と目的があって、あなたの世界に現れている。

あなたが「ほんとうの自分」を知って、選び、表現し、経験し、そして余すところのない存在になること──それが目的だ。

だから、このことを知っておきなさい。

この地球における人生/生命はあなたの最大の宝物であり、あなたが自分自身についてつぎの最も栄光ある決断をすることができる場としてあなたのために創造された。

また、その選択をするあなたを助けるために、わたしが天使以外の何ものも送りはしなかったことも、知っておきなさい。

そのことは前にもおっしゃっていました。でも、いまやっとわかりましたよ。

わたしの人生はめちゃくちゃでした。わたしは誰かのせいにしたかった。世界はいま崩壊に近づいていますし、わたしはそれも誰かのせいにしたかったんです。

　だがわたしは、批判するな、非難するな、と言わなかったかな？

だから闇をののしらず、闇を照らす光となりなさい。起こることはみな、想像するなかでも最高にすばらしい世界と経験に導く道を開くのだから。

今日の出来事を使って、明日の約束を創造し、「いま」の経験を使って、「永遠」の驚異を生み出しなさい。

以前は、神との対話シリーズの珠玉のメッセージを「知っている」けれど、「心底それを生きる」には程遠い状態でした。しかし、20年以上の長い歳月のなかで、私の人生に登場した人たち、とりわけ、意地悪をされたり、無視されたり、嫌なことを言われたり・・・そういった人たちの存在は、その渦中は私を傷つけたかのように思えましたが、実際は、私を、以前より忍耐強く、打たれ強く、霊的にひとまわりもふたまわりも成長させてくれました。

そして、今、世界で起きている一連の出来事は、世界中の（宇宙中の？）すべての存在に、

想像するなかでも最高にすばらしい世界と経験に導く道を開く

のではないでしょうか。

情報はあふれかえっていて、何が本当で何が嘘なのか、判断するのがとても難しい状況ですし、気づいているひとの割合は日本ではまだまだ少なく、不安と恐怖が常に蔓延しています。

けれども、一歩先に他のひとたちより先に目覚めた者として、何ができるか、といえば、

ただただ、愛と光である自分を常に思い出した状態で生きること、つまり、愛で見て、愛で聞き、愛で話し、愛で感じ、愛で思い、愛で触れ、愛で行動することを、自分の意志でもって選択することです。

そこに、不安や批判は入り込む余地はありません。

しかし、それを実行するには、自分自身をまるごと受け入れ、無条件に愛することから始めなくてはなりません。それができてはじめて、他人をまるごと受け入れ、無条件に愛することができるからです。

これは義務ではなく、選択です。日々くりかえされる数々の選択を、愛でもって選ぶのか、不安でもって選ぶのか、その決断をするのは紛れもない自分自身。昨日選択に失敗しても、また新たな機会を、世界は、宇宙は、次々と目の前にさし出してくれるのです。なんてありがたいんでしょうね！