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妄想癖の激しいオバちゃんのスピリチュアル探求エッセイ

佐賀 武雄の大楠 川古のクス〈巨樹との出会い〉

昨年は数多くの巨樹・巨木に会うことができたのだが、ブログにその記事を書くのが滞ってしまい、(もう億劫だからアップしなくてもいいかな・・・)と思いはしたものの、やはり記録として後々読み返して思い出せるよう、頑張って書くことにした。

 

2023年4月に福岡・佐賀・熊本を巡ったが、佐賀で出会った3本の巨樹を紹介します。

・武雄の大楠

武雄神社の御神木で、樹齢3千年と推定されている。

だが、かなり離れた地点から柵で囲われており、触れることは勿論、樹木の根元付近から見上げることも叶わず、遠巻きに眺めることしかできないのは大層残念だった。

でも、武雄神社は、凛とした澄んだ空気の中にある、心落ち着く神社だったので、その雰囲気を味わいながら御神木のクスに会いに行く価値は十二分にあると思う。

・塚崎の大楠

武雄神社からほど近い、文化会館の北側にそびえたっている。

樹齢2千年~3千年、樹高18m、幹回り13.6m、根回り38m(武雄市観光協会HPより)

このクスは、柵に囲われることもなく、思いきり幹に抱きついてクスのエネルギーを存分に感じることができた。

幹が大きな空洞になっており、中に入ることができる。

およそ50年前に落雷で幹の大半を失ったという。それでも、この大楠は

”生きて”いる。

 

巨樹・巨木に出会って感極まる理由の一つは、この、強い生命力。天災・人災に遭い、逃げることも叶わず、激しく傷ついてもなお、同じ場所に佇み、じっと、ただ、そこに存在する。

苗木だった何百年、千年以上も前から、何を感じ、何を思い、生きているのだろうか。木肌に触れながら、そんなことに思いを馳せると、ただただ、感極まって泣けてきてしまうのだ。

 

・川古のクス

川古の大楠公園に堂々とそびえたっているこの大楠、全国巨木ランキング第5位にランクし、樹齢3千年以上、樹高25m、幹周り21m。

奈良時代に、名僧行基の手により、生きている樹肌に、直接、観音立像を刻まれ、現在では幹からはがれていた観音像も堂宇に祀られている。(武雄市観光協会HPより)

 

川古のクスは、田園風景の中にドン!とそびえたっているので、この、堂々たる姿を、逞しい根元から、伸びやかに広がった見事な枝ぶりの先まで、澄み渡った青空をバックに眺めることができる。

ただ、個人的にひとつだけ、(ないほうがいい)と思ったのが、たくさんの案山子。それも、人と見間違えるようなリアルな案山子なので、ちょっと気持ち悪かったなあ~😅

 

武雄市は、1日で一気に3本もの大クスめぐりができる、巨樹・巨木ファンなら見逃せない地なので、遠方からでも訪れる価値は十分にあると思う。

 

余談だが、この時姉と宿泊した、武雄市にある、

御宿 竹林亭 

これまでの人生で宿泊した数多くの旅館のなかで、食事・温泉・施設、何もかもがトップクラスの素晴らしい宿だったので、(宿泊費もダントツ1位なんだけど)お手頃価格の宿に5日泊まるのを我慢して、そのお金で竹林亭に1泊することをお勧めしたい。

宿は御船山楽園の敷地内にあり、宿泊者は自由に散策できる。夜に、楽園内の茶屋バーから臨む鏡池の美しさに息をのんだ↑。

春とはいえ、まだまだ夜の冷え込みは厳しいこともあって、最初はバーに行くつもりはなかったのだが、よほど悪天候でなければ、是非ともこの幻想的な美しい風景を見るためにバーに行くことを強くお勧めする。茶屋では、ノンアルコールのホットドリンクもあるし、ストーブを席ごとに準備してくれるので、安心だ。

 

ただ、私と姉は、茶屋からの景色を堪能した後、来た道を引き返さずに、池の周りをぺちゃくちゃ喋りながら1周したため、宿に戻る道をうっかり通り過ぎてしまい、楽園内で迷子になり、遭難しかかったので(笑)、くれぐれも方向音痴の方はご注意ください😅。

 

 

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