ガイアとともに5次元へいこう!!

妄想癖の激しいオバちゃんのスピリチュアル探求エッセイ

浜比嘉島・東の御嶽(シヌグ堂)ガジュマル〈巨樹との出会い〉

浜比嘉島への来訪は2度目。

 

琉球開闢の祖、アマミチューが天から降りたち最初に創ったとされるのが「久高島」、アマミチューとその夫シルミチューが暮らし、子どもをもうけたとされているのが「浜比嘉島」なのだそう。

島内には30を超える拝所があるんだとか。そのひとつが、私が今回訪れた東(アガリ)の御嶽で、ここでは「シヌグ祭り」が行われることから、シヌグ堂と呼ばれている。シヌグ祭りとは、沖縄本島を中心とした島々で豊年祈願の年中行事として行われている神聖なお祭り。

 

早速、案内板近くのちょっとした駐車スペースに車を止めて、ワクワクしながら歩き出した。8月に首里金城の大アカギに会いに行った際に、蚊の大群に襲われて、ほうほうのていでその場を後にするしかなかった苦い経験を教訓に、今回は蚊よけ対策もバッチリした。思う存分、その場の空気を満喫するのだ!!

 

数十メートル歩くとすぐに御嶽にたどりついた。

私は言葉を失った。

ここだけ、違う空気が流れているのがすぐに感じられて、思わず胸が震えた。

太い気根を何本も地面に根付かせた、この大きな大きなガジュマルの威厳と神々しさが、あたり一面に、凛としていながらも深い深い愛に満ちみちた、神聖な空間を醸し出している。

 

 

しばし呆然としながら、カメラのシャッターを黙々と押し、ひとしきり全方角から撮影したのち、太い気根を選んで、ぴったりと身体を寄せ、幹に手を触れながらこのガジュマルに挨拶をした。

 

 

「はじめまして」

 

すると、驚いたことに、ガジュマルから次のような返答があった。

 

「”はじめまして”じゃないよ。

あなたがわたしのことを調べ、会いたいと願ったその時、

もうすでに、わたしはそれを感じ、”あなた”を感じていたのだ。もちろん、生身の身体で会うのははじめてだけれどね。

 

誰かが何かのことを思うとき、それは必ず相手に届いている。

(相手が気づくか気づかないかは別にして)

だから、いつも、何を、どう思うのかに注意を払いなさい。

どんなに遠く離れていても思いが届くのなら、

目の前の人やものに、

あなたの思いがどれほどの影響を与えるのか、

想像がつくだろう?」

 

びっくりした。

もちろん、想念と言うものは時空を超える、というのは頭では分かっていたけれど、ほんのちょっと私がネットで調べて、「この巨樹に会いたい!」と思っただけで、その思いが当の木々たちに届いているとは・・・!

 

私たち人間は、年がら年中、色々なことを思考しているが、その思考はどうせ頭の中だけのことだから大丈夫、と、会社の上司から家族、友人、スーパーの店員、はては道ですれ違っただけの人や、テレビの中でしか見ることのない政治家や芸能人にいたるまで、好き勝手に誹謗中傷してはいないだろうか。

その批判がましい思いが、実は、本人たちのところへ瞬時にお届けされている、となったら・・・・!?

そしておそらく、いや確実に、その思いは、自分に跳ね返っているはずだ。

 

もちろん、どうもそりの合わない人、生理的に好きになれない人、というのは存在するので、そんな人たちのことも全員好きにならなくてはいけないわけではない。

ただただ、その人たちが、ありのままの自分でいることを「尊重する」だけでよいのだ。

その人たちの生き方に賛成できないということがあっても、それを正してあげる、だとか、変えなくてはいけない、というのは余計なおせっかいと言うものだ。

私たちができることは、ただただ、自分自身はどういう人間で在りたいのかを自らに問い、それを生きることに、全身全霊を傾けること。

簡単なようで難しい、難しいようで簡単だけれども・・・。

 

このガジュマルの近くに、何の木か名前はわからなかったのだけれど、すっくと幹を天に伸ばした素敵な木があった。

幹に手を触れると、私の気持ちを見透かしたように、こんな言葉が聞こえてきた。

 

無理に何か感じようとしなくてもいい。

何も感じなくてもあせらなくていい。

ただ、今、ここにこうしているだけで充分なのだから。

愛しているよ

 

優しい、優しい木だった。

 

奥の方に階段があって、そこを上るとこれまた大きなガジュマル?アコウ?どっちだろう、とにかく立派な大木があった。

こちらの木とは、特別な会話はなかったけれど、やはりその大きさに圧倒された。

 

30分~45分もこの場にいただろうか。

充分満足して、御嶽を立ち去ろうとしたとき、一人の女性が御願に訪れた。笑顔で軽く会釈をしたのだが、一目見るなり、とても波動の高い方だとすぐわかった。この女性の放っている光を受けとったからか、私のテンションもさらに爆あがりし、ルンルンで車に戻ると、急に下界に引き戻されたかのような感覚がした。

 

本当は島内をぐるっと歩いて回りたかったけど、灼熱の太陽☀️がギンギラギンに照り付けていてとても無理だったので、

(ここは、素晴らしい素敵な場所だから、涼しくなったらダンナを連れて再訪しよう!)と心に決め、浜比嘉島を後にした。

 

この日、この場所で、素敵な大木たちに会え、叡智を分けてもらえたことに、この上ない幸せと感謝の念を覚えたけれど、こうやって改めてブログに書き綴り、再度湧き上がってきた思いを、いま、浜比嘉島に、東の御嶽に送ります。

 

”ありがとうございました”

 

 

お読みくださり、ありがとうございます☺️💖

すべてに感謝✨