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妄想癖の激しいオバちゃんのスピリチュアル探求エッセイ

目覚めた種の基本的な資質⑥

目覚めた種の基本的な資質

 

⑥目覚めた種の文明では、人間が「不足」と呼ぶ概念と関連する規範は受け入れられていない。(サンマーク出版:「神との対話④」より)

 

不足だ、「足りない」という人間の意識、それが、すべての不安、プレッシャー、競争、嫉妬、怒り、葛藤、そして殺し合いの根本原因だ。(中略)

「充分」であるかのように行動してごらん。「充分」な金、「充分」な愛、「充分」な時間があったら、あなたの行動はちがってこないか?もっとオープンに自由に平等に分かち合うのではないか?(「神との対話③」より)」

 

私たちの生活の中で、一番根を張っているのが、なかでも「充分なお金がない」という思考ではないでしょうか。この「お金が足りない」という考えは、不安と結びつき、最低限の生活をするために、したくもない仕事に就いて不満だらけの人生を送る・・・。「そんなの、政治が、社会が悪いんだ!」と誰もが思っているでしょうが、神様はこんなふうに言っています。

 

あなたがいまの金銭状況で不幸なのは、あなたがいまの金銭状況で不幸だからだということを理解することが大切だ。(中略)

あなたは、自分がこうだと思う人間になるからだ。否定的な考えをもつと、悪循環が起こる。その循環を断ち切る方法を探さなければならない。あなたの現在の経験の多くは、今までの考え方がもとになっている。考えが経験につながり、経験が考えにつながり、それがまた経験につながる。この循環は、支えとなっている考えが楽しいものであれば、つねに喜びを生む。支えとなっている考えがひどいものだと、地獄を生み出すことになる。秘訣は、支えとなっている考えを変えることだ。(中略)

まずしなければならないのは、思考─言葉─行為というパラダイムを逆転させることだ。”行動する前に考えよ”という古い格言を知っているか?それは忘れなさい。根となる考えを変えたければ、「考える前」に行動しなければならない。

たとえば、通りを歩いていて、老女に25セントくださいと乞われたとする。いくら貧しいといっても、老女に小銭を与えるくらいはできると、あなたはすぐに気づく。そこで、まず老女に金を与えようという衝動が起こる。ポケットに手を入れてたたんだ札をとり出しかけるかもしれない。(中略)そうしたら、老女はどれほど喜ぶだろう、どんなに元気づくだろう。

そこへ考えが割り込む。おまえはどうかしているのではないか?今日の予算として7ドルしかないんだぞ!老女に5ドルやるつもりか?そこで、あなたは1ドル札がないかなと探しはじめる。そこへまた考えが割り込む。おいおい、ひとにくれてやるほど金があるのか!コインをやって、さっさと立ち去ったほうがいいぞ。あなたは急いで、25セントのコインがないかと別のポケットを探ろうとする。だが、5セントや10セントしかなさそうだ。あなたは気まずい思いをする。ちゃんとした服装をして、食べるものにも困らないというのに、無一文の老女にたった5セントか10セントしかやれないのか。25セントがないかとあなたはあわてて探す。ああ、ポケットの底にひとつあったぞ。ところが、そのときにはもう、きまりの悪そうな笑みを浮かべながら老女の前を通り過ぎてしまっている。引き返すには遅すぎる。老女は何ももらえなかった。あなたも何も得られなかった。あなたは豊かさと分かち合いということを知るかわりに、老女と同じくらい貧しい気分になる。

どうして、お札を与えなかったのか!最初は衝動的にそうしようとしたのに、考えが邪魔をしたのだ。(「神との対話③」より)

 

こういうことってよくありますよね。

電車やバスの中で、お年寄りが立っている。マナーがどうとか、そうするべきだから、よく思われたいから、とかでなく、純粋な好意から「席を譲りたい」と思ったとする。しかし、ここで、くよくよと考え始める・・・。(「年寄扱いしないでくれ!」ってムッとされたらどうする・・・?そもそも、私の目の前じゃなくてちょっと離れたところにいるから、私が立った途端に、目の前のおばさんが座っちゃうかも・・・それじゃ意味ないし・・・)とかなんとかモタモタ言い訳をこしらえているうちに、譲るタイミング逃しちゃったよ、あ~あ・・・とかね。

 

根となっている考えを変えたいと思うなら、新しい考え方に従って行動しなさい。だが、急いで行動しなくてはいけない。そうしないと、気づいたときには精神がじゃまをして新しい考えを殺してしまう。文字どおり、殺してしまうのだ。新しい真実は、あなたが知らないうちに死んでしまう。だから、機会があったら急いで行動しなさい。それを何度もくり返せば、やがてあなたの精神は新しい考えを身につけるだろう。それがあなたの新しい考えになるだろう。(引用元:同上)

 

ここで混同してはいけないのは、買いもの中毒に陥っている人や、部下に気前よくおごらないと気が済まないと思っている上司など、こういった人たちは、”お金は無尽蔵にあるのだから、いくら使ってもかまわないのだ”という考え方が根底にあるから、こんな行為をするのか?と一見思える場合。実はそうではなく、「不安」「足りない」という考えが散財する行動のもとになっているのです。

 

・夫が私に見向きもしない・・・淋しい、満たされない

・自分は部下からの信頼度・好感度が足りないんじゃないか・・・ケチったら、馬鹿にされるんじゃないか・・・

 

自分の思考のもとになる「あり方」を、全部「愛」にしちゃえば事は簡単ですが、凝り固まって染みついた古い考え、というのは、なかなかどうして、そう簡単に離れて行ってくれません。

なので、自分を訓練するわけですね。

迷った時は、魔法の言葉です!

「いま、愛ならどうするだろうか?」

 

その愛は、惜しみなく、自分に、他人に、全てに!

だって、愛は「充分にある」のですから!

 

お読みくださりありがとうございます。

全てに感謝照れドキドキ