１か月以上前から、ナンバ歩きを実践している。
ナンバ歩きとはなにか。
一般的に、ウォーキングの際は前方に大股に出した足をかかとから着地させ、同時に反対側の手を前にだし、元気よく腕を振って歩くのが良しとされている。
こんな感じ↓
一般的な歩き方とは違う「ナンバ歩き」を、単純に右手右足、左手左足を同時に前方に出して歩く、と解釈し、片半身全体を斜めに前方に出しながら歩くかのように勘違いされる方も多いらしいのだが、そうではない。
腰から上は正面を向いたまま、肩幅に開いた両足のかかとを上げて微妙に前傾気味になり左右どちらかの足を自然に１歩前に出す。大股にはせず、後ろ足のほうに意識を置いて、右半身・左半身を上下に使いながら歩く。感覚としては、竹馬やパカポコで歩く要領だ。
なぜ、ナンバ歩きを始めたか？というと、たまたまＸ（旧ツイッター）でナンバ歩きのことを知り、You Tubeで動画を観て、これはいいかも・・・！と直感的に思ったからだ。
ナンバ歩き、ナンバ走りの動画はたくさん出ているので、関心を持った方はご自分で分かりやすいものを探してみると良いと思う。
私は、19才の時に酷い腰痛になって入院してからこっち、ずっ～～と、腰痛持ちだ。1か月近い入院生活をしてわかったことは、西洋医学的アプローチでは、腰痛は完治しない、ということだった。それからずっと、様々な民間療法を試みてきた。
・ゴムのチューブを股関節に巻いて腰を回す「バラコンバンド」
・腰痛に効果があると言われる様々なストレッチ
・自力整体
・寝るだけ整体
・敷布団を変える
・ラジオ体操
・その他いろいろありすぎて思い出せず
しかし、腰痛はひょんなことで勃発する。昨年、ひどいぎっくり腰になってしまった。高い施術料を払って、月イチで整体通いをしていたというのに。針治療にも行ったが、全く効かず、泣く泣く本当はしたくない西洋医学的アプローチである痛み止めの湿布（ロコアテープ・母からもらっていた）を毎日貼ったものの、所詮対処療法である、いったん痛みが取れたが、そのうち効かなくなった。生姜湿布もしたが、手ごわい腰痛で、結局完治に1か月もかかってしまった。
そのころから、結局私の腰痛は基本姿勢や動作における体軸がずれていることが要因なので、いくら整体通いをしたり、自分でストレッチをするなどして一時的にコリや痛みが改善しても、また元に戻ってしまうのだ、だから、根本的な身体の動かし方や姿勢を何とかしないと、いくら毎日のように歩いても、スクワットをしても、意味がない、とまではいかないが、ザルで水をすくっているようなものだ、と思い知ったのだった。
何かいい方法はないものか・・・と常日頃思っていた時に、ナンバ歩きのことを知り、速攻で練習を始めた。
ナンバ歩きを会得すると次のような効果があるらしい。
１．長時間歩いても疲れない
２．坂道や階段が楽
３．腰やひざへの負担が減る
４．筋肉の左右のバランスが均一になる
５．インナーマッスルが自然に鍛えられる
７．骨盤矯正にもなる
８．尿漏れ防止
慣れないうちは違和感があるが、コツをつかむとあとはもうひたすら実践するのみだ。私は毎日犬の散歩も含めると4キロ弱歩くのだが、ナンバ歩きをはじめてすぐは、おしりの筋肉が痛くなった。（これは、ちゃんとナンバ歩きができている証拠に違いない・・・！）とほくそ笑んだ私は、すっかり嬉しくなって、このところモチベーションが下がっていたウォーキングに身が入るようになり、1か月以上が過ぎた今・・・。
はっきり言って、これは腰痛に絶大な効果がある！と声を大にして言えるに至っている。勿論、腰痛には様々な要因があるため、万人に効く確証はないが、だったとしても
「今までの歩き方は何だったのか？」と思うほど、楽だし、無駄に頑張ってる感がない。何よりうれしいのは、今までは、身体をちょっとひねったりイスから立ち上がったりするだけで腰に違和感があって、いつまたぎっくり腰が再発するかわからない不安定さに付きまとわれていたのが、丹田にしっかり重心が安定し、体軸が整い、インナーマッスルが鍛えられ、バランス感覚が良くなり・・・もう、いいことずくめなのだ。
感激のあまり、身内に、ナンバ歩きの素晴らしさを興奮気味に伝えたのだが、誰ひとりやってみようとしない（笑）。
なので、こうしてブログで発信することにより、「ナンバ歩き、良さそう！」と一人くらい実践してくれたら・・・と思い、記事にしてみた次第である。
もうひとつ、ナンバ歩きではなく、「丹田ウォーキング」というネーミングではあるが、大変参考になった動画がこちら↓
ご参考まで
お読みくださり、ありがとうございます🥰。
すべてに感謝✨
