感謝を表明しなさい。
これはあなたがたに与えらるなかでいちばん力強いツールだ。感謝はただの自動的な対応ではなく、選ばれたエネルギーになる可能性がある。人生で出会うすべてに（わたしが言うのは文字どおりすべてだよ）積極的に感謝することを選ぶと、そのときに生じているエネルギーに打ち寄せて影響を与えるタイプのエネルギーが生まれる。それがその事態に魔術的な変化を起こす可能性がある（とりわけ驚くべき、あるいは魔法のようなやり方で変容させる、という意味だ）──もちろん、人生そのものも。
あり方の状態を選びなさい。
何かを考えたり、言ったり、したりする前に、あり方を選びなさい。人生はあなたがこれからしようとすることとはあまり関係がなく、そのときにあなたがどんな状態であるかということと大きな関係がある。ここでの驚異は、純粋な意図を通して、「あり方」が反応から創造へと変容することだ。それはもう経験から生じる何かではなく、あなたが経験に投入する何かになる。
これは、個人的成長・進化に役立つツールを教えてください、と、ニールさんが神様に乞い願った際に神様が教えて下さった５つのツールのなかの２つです。
私自身が最近実践しているのが、
「感謝を表明」すること。
もう、「ありがとう」の大バーゲン？で、
・庭の草花・木々ひとつひとつに「ありがとう～今日もきれいだね～かわいいね～素敵だね～」などと伝え歩く
・手にしている道具、例えば料理中なら包丁、まな板、フライパンに、「ありがとう～あなたのおかげで料理が作れるよ～」と言う
・瞑想中に、身体の部位ひとつひとつに「いつもありがとう」と伝える
・「ムカっ」「イラッ」「がっくり」など、いわゆるネガ思考に陥った際、それを引き起こした原因に対して、「私はこういう状況下でイラつくのだ、と、わからせてくれてありがとう」と言う
・体調が悪くなったら、ありがとう
・自作の「ありがとうソング」（曲になっていない。ただ連呼しているだけ）を暇さえあれば歌う
本来、「ムカつく！
」と言うところを、「うんざり～
」と言うところを、もう全部「ありがとう
」に変換してしまうと言う、ありがとうの大安売り・たたき売り状態なのですよ。
もちろん、事の重大さによっては、「ありがとう」だなんて、口が裂けても言えない、という状況もあるでしょう。実際１か月前に、左足の筋筋膜性疼痛で３日間ほど痛みにのた打ち回った時にも、額に脂汗をにじませながら言ってはみましたが、「・・・・あ・・・ありがとう・・・っつか、痛い痛い痛い～
」てな感じで、速攻で「ありがとう」が苦しみを吐露する言葉に戻っちゃってましたからね。
でも、比較的簡単な状況からこの「ありがとう連呼」をやってみると、神様の言うとおり・・・・。
「ありがとう」と言う前から、様々な状況に対して感謝の念が自然にわき出てくるようになったのですよ！
つまり、神様の言う、”あり方の状態”──感謝の姿勢が身についてきたんです
何かが起こる前にあり方を選ぶ、というのは、例えば、自分が考える、発言する、行動を起こす前ならば、比較的やりやすいです。
ツイッターで何かつぶやくときに、「内側の愛から湧き起こってくる言葉をつぶやこう」とか、
ペットをなでなでするときに、テレビ見ながら、スマホをいじりながら、ではなく、「いまこの瞬間、ありったけの愛をこめよう」、とか、子供を叱る際に、「感情にまかせて怒鳴るんじゃなく、深呼吸して、愛をもって簡潔に叱ろう」、とかね。
でも、誰かに激しく非難された、衝撃的な暗いニュースが流れた、車をぶつけられた、等々、突然、いきなり何かが起こった際には、自分を創造することをすっかり忘れて、いつも通りの反応をついつい繰り返してしまいがち。そして、後になって「あ～あ失敗した、アタシ、全然成長できてないじゃん・・・。」などと落ち込んだりするわけです。
けれども、日頃から何かにつけて「ありがとう」と言うことを習慣化していると、一般的に、嫌なこと、悪いことと言われるような状況に対しても、感謝することが容易になってくるという・・・・。毎日毎日暇さえあればスクワットをちょこちょこやっていたら、知らず知らずに筋肉がついていて、階段の上り下りが容易になった！みたいな感じでしょうか。
「こんなこと、今さら言われなくたって知ってるわい！」とお思いの方が多いでしょうが、実践すればするほど
”事態に魔術的な変化を起こす可能性”
がアップしますよ～！！
お試しあれ
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すべてに感謝
