以前、健康体になり波動を上げる為に、自分がチャレンジしている食生活をネタにした記事を書いた。
※お時間のある方は是非読んでください♡
この記事の中で、「肉食を止めたい」と書いたが・・・・。
めでたく止めることができました~ブラボー!!
外食の時に、うっかり気づかずに食べちゃったりすることはあるけれど、その辺はあまり徹底していないので許容範囲としている。
アルコールに関しても、夏のビールを美味しいドイツノンアルビールで乗り切れるようになってから、ほぼ摂っていない。
ふっふっふ、これで波動を下げる4大飲食物(←私が勝手に決めた)のうち、2つはほとんど排除することができた。
さあ、あと残るは「砂糖」と「カフェイン」だ。この二つは相当手強い。今まで完全に断とうと何度チャレンジしたかわからないが、あっけなく失敗している。
「砂糖」に関しては、調理や菓子作りで使うのはOKだ。問題にしているのは、
「市販の甘いもの」である。
以前、まともに働いていたころは、ストレスありまくりだったので、しょっちゅうコンビニスイーツをご褒美と称して購入していた。体に良くないものとは認識しつつも、脳が、生クリームたっぷりのワッフルやクレープなどを欲して駄々をこねるので、月2~3回は食べていたように思う。
ところが、数年前から自分がグルテン不耐症だとわかり、仕事を辞め稼いでもいない身分でご褒美もあったもんじゃない、という理由もあって、コンビニスイーツを買う機会は以前に比べ格段に減った。
すると、なんということか、いつのまにか、コンビニスイーツを食べたら腹を下す体質になってしまった!
これは、明らかに、私の身体の解毒能力が高まった証であろう。まあ、もともとやめたいと思っていたわけだし、これですっぱりコンビニスイーツとは縁を切ろう、と腹を決めた。
そんなこんなで数か月が経過、夏が長い沖縄にも秋の気配が漂ってきたら、なんだか生クリームこってりの洋菓子が無性に食べたくなってきた。
(いかんいかん、せっかくコンビニスイーツ止めたのに!ここでまた食べちゃったら元の木阿弥!)という声と
(ちゃんとした洋菓子店で買えば、添加物入ってないだろうし、大丈夫よ♡明日死ぬかもしれないんだから、食べたいもの食べた方がいいわよ)という声が脳内でせめぎ合い・・・・。
結局私は、悪魔のささやきに負け、通院中の整体の帰り道、洋菓子店に立ち寄って、店舗内でモンブランを食し、自宅用に1ホールのアップルパイまで購入してしまったのだった!
店内で、コーヒーとともに味わったモンブランは、極上の至福感を私の脳内にもたらした。そして、帰宅後、ダンナと一緒にアップルパイまで平らげたのだが、なんということか、さきほどの脳内の至福感とは別に、私の消化器官は
「こんなもん体内に入れないでくれ!もたれるんだよ!」と騒ぎ出した。
ダンナも、
「アップルパイってこんなにバターしつこかったっけ?」と首をかしげている。
そして、数時間後、私はものの見事に腹を下す羽目となったのだった。
この体験を通して、私ははっきりと悟った。
嫌というほど味わい尽くすことなしには、「もう結構です」という強い意志は得られないのだ、と!!(注:自分の場合)
つきつめればあらゆる魂は真実でないものを捨てるし、あなたが送っている人生での真実とは、わたしとの関係だけだから。しかし、昔から言われてきたような自己否定が求められているわけではない。
〈真のマスター〉は何かを「あきらめ」たりしない。無用なものを遠ざけるだけだ。
欲望を克服しなければならないと教えるひとがいる。だが、わたしは、ただ欲望を変えなさいと言う。
(中略)
自分が情熱を感じるものを批判しないこと。ただ、それに気づき、どんな自分になりたいかを考えたとき、なりたい自分になるのに役立つかどうかを見きわめなさい。
(中略)
精神的な道を歩んでいるひとは、現世的な情熱、人間的な欲望をすべて捨てているように見える。じつはそうではなく、情熱や欲望を理解し、幻想を見きわめ、自分のためにならない情熱を遠ざけているのだ。そのいっぽうでは幻想を愛してもいる。幻想は完全に自由になるチャンスでもあるからだ。
引用文は、もっと高尚なことをテーマに語っているのだが、甘いものに対する欲望も、欲望には違いないであろう。
私は、身体が受付けなくなりつつある洋菓子を、たらふく食し、結果腹を下したことで、やっと
「もう洋菓子は人生で充分食べつくした!」と言う境地に達することができた。洋菓子を食すことを無理にあきらめるのではなく、自分の体のためにならないものを貪る情熱を遠ざけることに成功したのだ!それもこれも、自分の欲求に素直に従った結果なので、やはり、欲しい欲しいと思っているうちは、ありがたく頂くことも大事なプロセスの一環と言えるだろう。
私の三男も、先日会った時に
「エナジードリンク飲み続けてたら、鼻血が止まらなくなったんで、飲むの止めた。」と語っていた。私は頼まれても飲む気が起きないシロモノだが、コーラ大好きの彼ならさもありなん、だ。やはり、誰がどんなに忠告するよりか、本人が実体験として弊害を知ることが、何より欲望を変えるきっかけとなるのだ。
・・・・などと、偉そうに講釈をたれているくせに、な、なんと、今日出かけた先で、こんなものを買ってきてしまった!!
たい焼きである。
沖縄北部には、たい焼き店などない、と思っていたのだが、どうやら最近オープンしたらしい。
過去、沖縄で食した大判焼きには毎回失望させられているので、あまり期待はできないのだが、
(もしかして、もしかして、このたい焼きは美味しいかもしれない!?)という期待がむくむくと膨れ上がり、欲望に負け、購入してしまったのだった。
洋菓子への飽くなき欲望は、コントロールできるようになった(たぶん)私も、和菓子への情熱はまだまだ燃えさかっているようである。とほほ・・・
お読みくださり、ありがとうございます。
全てに感謝