ガイアとともに5次元へいこう!!

妄想癖の激しいオバちゃんのスピリチュアル探求エッセイ

宇美八幡宮 衣掛の森・湯葢の森の大楠〈巨樹との出会い〉

去年から巨樹めぐりを始めた私だが、ようやく沖縄県内ではなく、内地の巨樹に会いに行くことができた。

本当は11月に行くはずだったのだが、愛猫ミミタが突然失踪し、ショックが大きすぎて旅行どころではなくなったため、予定を4月に変更したのである。

 

福岡に住む姉の家を拠点にし、まず最初に会いに行ったのが、宇美八幡宮の大楠であった。

 

宇美八幡宮は境内にクスノキが30本ほど生い茂り、どの木もかなりの大木で、境内に入る前からワクワクがとまらない。

↑駐車場から数歩歩いて、まず目に飛び込んできたのがこちらのクスノキ。いたるところで、クスノキの大木が新緑の若葉をつけ、4月初旬にしては暑い日差しの中、涼やかな木陰を作っている。

 

そしてお目当ての巨樹、湯葢の森へ。

写真では伝わりにくいが、もちろん私が今まで会ったクスノキのなかでは一番の巨樹。

 

湯葢の森:幹周15.31m 樹高23m 樹齢2000年

応神天皇誕生の際に、茂った枝葉が産湯の上に蓋のように覆っていたことから呼ばれるようになったと伝えられる。

新日本出版社「千年の命 巨樹・巨木を巡る」高橋 弘著 より

 

断わって幹に触らせていただいた。胸が苦しいほどに感極まって、涙がこみ上げてくる。

若木に触れてもあまり感じられない、神々しさ・宇宙の叡智・無限の愛・悠久の歴史・・・といったものが、私の手から体内にグワーッとなだれ込み、木と対話するとかいった以前に、ただただ感無量で、ひたすらその場に立ち尽くして黙って木のエネルギーを感じ入った。

 

この時、私はある悩みを抱えていたのだが、それに対するメッセージのようなものが頭に浮かんだ。

 

外側で、人がこう言うから、これが常識だから、そんな基準で、やりたくないことをやってはいけない。

あなたは、自分の心・感性にそのまま素直に従って、思うとおりに生きればよい。

 

単純に、やりたいか、やりたくないか、自分の心に問えば、即答できる。

「やりたくない」と。だが、そのあとに、

「でも・・・。」と、それをやめられない言い訳がだらだらと続く。

そんな調子で5年近く先送りにしつづけている問題があった。いい加減、この問題を手放したいのだが、すっぱりやめてしまうと、長い年月培ってきたそれにまつわる人間関係や、多少なりとも身につけた技術をも、捨て去るに近い形になることに躊躇し、決断ができないでいるのだった。

 

この問題については、巨樹からのメッセージを受けたこともあって、とりあえず2カ月間だけすっぱりと止めることにした。(往生際悪っ!!😅)

 

そして、衣掛の森へ。

衣掛の森: 幹周18.54m 樹高29m 樹齢2,000年

枝に(応神天皇の)産着を掛けたとされ「衣掛の森」と呼ばれている。

※引用前出

こちらの巨樹は、柵で囲ってあったため、あいにく幹に触れることは叶わなかった。

 

どちらの巨樹も素晴らしかったが、私的には、幹に触れることでより身近にエネルギーを感じることができたことから、湯葢の森の存在が心のなかに深く深く鎮座することとなった。

訪れた日は日曜日とあって、境内にはお宮参りに来た若夫婦の姿が何組も見受けられ、(こちらの神社は、安産祈願で有名)そんな中、一人で巨樹の根元に何十分も佇むオバサンの姿はちょっと異様であったかも?だが、可愛らしい産着を着た赤ちゃんを抱いたほほえましい若いカップルに、写真撮影を頼まれるなどしつつ、1時間以上境内を散策した。春のうららかな日差しの下、神社一帯が何とも言えない幸せな喜ばしい空気に包まれていて、本当に気持ちの良い、そして荘厳な経験ができたことに、心から感謝しつつ、まだまだ何時間でも巨樹のそばにいたい名残惜しい気持ちを振り切って、この場を後にした。

 

巨樹に特に興味がなくても、素晴らしい鎮守の森がある宇美八幡宮は、福岡に行った際には是非とも訪れるべき場所である、と思う。

(現に、姉が在住になってから福岡には何度も訪れているにもかかわらず、一度も訪ねたことがなかった!いつも太宰府天満宮ばかりで😅💦)

 

またいつか、必ず会いに行きます!!!!

 

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