首里駅近くの契約している駐車場に車を止めて降り立ったとき、時間は朝7時ちょっとすぎだったが、すぐ、(失敗した・・・!)と思った。
太陽☀️がガンガンに照りつける中巨樹に会いに行くことはできるだけ避けたいと、早目に自宅を出発したつもりだったが、考えてみたら7時過ぎ到着では遅すぎた。すでに気温は30度をゆうに超え、沖縄ならではの湿度の高さが不快指数を上げまくっている。
しかし、そんなことくらいで巨樹めぐりをとりやめてしまっては、ここまでかかった交通費(往復:高速代+ガソリン代=4000円程度?)がもったいない。というわけで、首里金城までてくてく歩き始めた。
首里駅から首里金城の大アカギまでは約1.3キロ、徒歩19分の道のりであるが、気候が爽やかなら何ら問題なく歩ける距離なのに、灼熱の太陽光が照りつける真夏の沖縄では、数十メートルも歩かないうちに汗が吹き出し、やっとのことで目的地に着いたころには身体中汗でビチョビチョになってしまった😅💦。
着いた!
このあたりだけ空気が違い、うっそうとした森のような、別世界だ。
柵や歩道が整備され、むやみやたらと樹を触ったり根っこを傷めたりできないように保護されている。
一番奥にある巨木↓。
離れて撮影できないので、木の全容が1枚の写真に納まらないが、見事な大アカギで、しばしその幹の太さや、空に向かって伸びやかに成長した枝ぶりに目を見張り、パチパチと写真を撮った。
さあ、木の幹にそっと触れて、この大アカギとお話ししてみよう!としゃがみこんで木に触れたまでは良かったのだが、また、私は自分の読みが甘かったことに気づかされた。
痒くて痒くて、とても木とお話しするために必要な、意識を樹に集中して、己の煩悩をできるだけおとなしくさせるという行為が、この状況では不可能だ、ということがすぐに判明したのである。
そう、どこからともなく私に群がってきた蚊の大群が、容赦なく皮膚という皮膚に止まって吸血を始めてしまい、体中あまりの痒さにとてもじゃないけど煩悩をしずめるなど無理!という残念な結末となってしまったのだった。
家を出る時、(蚊が出るかもしれないな・・・)と、ちらと思って、長ズボンを着用したのだが、そんな生半可な蚊よけ対策では、到底太刀打ちできないほどの蚊に襲われてしまい、(薄手のデニムズボンを突き抜けて刺されてしまった!)泣く泣く😭大アカギに別れを告げてその場を立ち去った。
首里金城の大アカギに会いに行く際は、充分な蚊よけ対策をしたうえで訪問するのが賢明と言えよう。(時期や時間帯にもよるかとは思うけど)
またいつか、しっかり万全な蚊よけ対策をした上でリベンジするぞ!と、私は心に誓ったのだった。
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