4/24にアップした記事では、食事内容の見直しが、コロナワクチン接種による毒物を体内から排出するのにある程度効果があるのではないか、という、あくまでも個人的見地からの意見を載せた↓。
が、しかし、記事内で偉そうにのたまったくせに、早くも、一部訂正しなくてはならない事態に陥った。
なんと、絶好調だった腹の調子に異変が起きてしまったのだ。
※ここから排便の話になりますのでご注意ください。
過去記事にも書いたかもしれないが、もともと私はお腹が弱い体質で、気づいた時には「快便」の二文字は私の日常生活から消えうせていた。30代ぐらいからだろうか、軟便・下痢が当たり前となってしまい、腹痛を伴わないことがほとんどだったこともあって、「体質だから仕方がない」と、改善することは諦めていた。
が、自然療法に目覚めだしてからは、なんとか快便生活を取り戻したい、と、ホメオパシー、東洋医学、薬草、サプリメント、マクロビオティック、ローフード、いろいろな療法に手を出してみたものの、アレルギー体質や貧血、偏頭痛などにはてきめんの効果があったが、腹具合だけは相変わらずだった。
そんな私が、おなかの調子に劇的な変化を感じることとなった療法が、
「グルテンフリー生活」である。
元々パンが大好きで、1日3食のうち1食は必ずパン食だった。でも、パンも、麺も、小麦粉系お菓子も一切断ち(調味料までは断たなかった)様子を見ると、嘘のように腹具合が良くなった。
それ以来、基本的にパンも麺も食べないこととし、クッキーやパンケーキやお好み焼きは米粉で作って寂しさを紛らわせ、たまの外食などで食べざるを得ない時だけ、食すことを許している。(米粉パンも自作していたが、米粉パンって意外とモッチリしていて、なぜか食べるとおなかの調子が悪くなるのでやめた)
そんなこんなで、下痢や軟便の回数が減ったけれど、人様に自慢するほどではなかった排便状況が、
「これはスゴイ・・・!」と思わず人に薦めたくなるほどの、さらなる劇的効果を生んだものが、
”豆乳ヨーグルト”だった。
乳製品はできるだけ摂取しないようにしていることもあって、ヨーグルトを自分から購入することはなかったのだが、大量の自家製シークワーサージャムを消費せねばならなくなり、パンを食べない自分がジャムを使うとしたら、なんだろう?と考えあぐね、豆乳ヨーグルトならまあいっか、とコープで買ったのがきっかけだったと思う。
食べ始めて1日2日だというのに、人生でこんなに素晴らしい排便生活はあっただろうか、と思うほどに、効果があり、それ以来私は1日たりとも豆乳ヨーグルトを欠かさないようになった。
そして、ヨーグルトのような発酵食品をもっと積極的に摂れば、ますます絶好調になるのではないか、との思いから、ここ最近、これでもかこれでもか、と言うくらい発酵食品を積極的に摂取していた。
・味噌汁(これは以前からだけど)
・ひき割り納豆
・キムチ(自家製)
・ぬか漬け(自家製)
・こうじ漬け(自家製)
・甘酒(自家製)
・野草酵素(自家製)
・頂きもののハイ・ゲンキ(玄米酵素)
ところが、ここ3~4日、絶好調だった腹具合に陰りが見え始めた。いや、正確に言うと2週間くらい前からか?ただ単に、下痢じゃない、というだけの、ハッキリ言って不調に限りなく近い排便内容だった。その理由が、まさか発酵食品の摂りすぎのせいとは夢にも思わず、べつの理由を脳内でこじつけていたのだが、自作の濃縮甘酒で作ったチーズケーキを3日続けて食べ、残りをヨーグルトのトッピングにして下痢になった時、初めて
「これはもしや・・・。身体に良い作用しか及ぼさないと思い込んでいた発酵食品の摂りすぎのせいなのでは?」
という疑惑が頭をよぎった。そして、以前詳しく調べて、何か食べる時にはいちいち確認していた「フォドマップ食」について、あたらめて調べ直した。
フォドマップ食についてここで説明すると長くなるので、知りたい人は以下のサイトを読んでいただくとして、
ようは、過敏性腸症候群(IBS)の人などが、食材を厳選することによって、その症状をかなり改善することができるアプローチ法で、日常的に高フォドマップ食を避け、低フォドマップ食を食べるのが望ましいとされている。
よくよく改めて調べてみたら、な、なんと、発酵食品全般は基本的に高フォドマップ食、つまり避けるべき食品に分類されているではないか・・・!!
ただ、私の軟便下痢体質の原因は、IBSのなかでも、ストレス性とは関係のない、胆汁性の下痢であると、自己診断がついている。これは、医者にかかったわけではないが、この胆汁性の下痢の特徴(食べた後すぐに排便、痛みを伴わない)が見事にマッチしていることから、100%そうに違いないと確信している。この胆汁性の下痢に大変効き目のある薬(コレバイン)があるのだが、そもそもが一般的な消化器系内科では処方してくれず(そもそもが高コレステロール血症の薬であるため)、私も無理言って処方してもらったものの、2度目はなかった。慢性的な下痢で受診した患者に、胆汁性の下痢の可能性を疑い、症状に応じてコレバインを処方してくれる病院は、大変少ないようだ。
でも、どんなに効き目があるとは言っても薬は薬だ、飲み続けていいわけがない。やはり自力の体質改善で何とかしようと、苦労に苦労をかさね?たどり着いた食事療法だったのに、とんだ落とし穴があったものだ。
納豆やヨーグルトが高フォドマップ食だったのは記憶していたのだけれど、発酵食品全般が控えるべき食品だという認識をしていなかった。
ん?でも待てよ。だったら、豆乳ヨーグルト常食した時点でアウトのはずなのに、絶好調になったのはなんでよ?
そう、この高フォドマップ食、低フォドマップ食も、個人差があるのだ。一概にすべての食品がすべての人に同じように当てはまるわけではなく、まったく食べない方が良い・控えめが良い・少しくらい大丈夫・全然大丈夫、とその影響はまさに千差万別。結局は自分の身体と対話して、ちょうど良い落としどころを見つけなくてはならないのだ。
なので、私がのたまったコロナワクチンデトックス法《食事編》も、記事内で述べ伝えたとおり、ご自分で検証するしかないのである。
偉そうに伝授したつもりの自分が、まだまだ完璧に自分の身体に合ったもの、合ってないものを把握できていなかった。お恥ずかしい限りだが、ようは、どんなに体に良いと世間一般で言われていても、その健康法が自分に合っているかどうかは
”やってみなければわからない”
のだ。
現時点で私の胆汁性下痢を引き起こす食品として、明らかになっているものが、小麦粉全般、乳製品全般、人工甘味料、大量の大豆(納豆含む)、大量の果物、等々で、高フォドマップ食とされている、サツマイモや玉ねぎ、干しブドウ、オリゴ糖、あずき、梅干しなどでは、特に不調は感じない。
なので、私同様に、過敏性腸症候群(IBS)の疑いがある方は、くれぐれも自分の腸と向き合って、食事療法をすることをお勧めする。
実際、発酵食品全般が私に合っていないと決めつけるのは早急だ。これからまた時間をかけて、発酵食品の中の何が自分に合っておらず、どのくらい食べると影響が出るのかを調査しなくてはならない。
サンマーク出版「神との対話」シリーズ「神へ帰る」のなかで神様が言っていたように、
「ビュッフェテーブルの料理の15センチくらい上に手をかざせば、さわらなくても、いまそれを食べた方が良いかどうかはわかるんだよ。」
これの技が私にも使えたらなあ!いや、たぶん使えるんだと思うけど、感覚よりも脳による思考で判断しているから、失敗が多いんだと思う。
大事なのは”自分が感じることに波長を合わせる”こと。
もっと積極的に、自分の感覚を使おう、という意志を持たなくてはいかんなあ・・・と思い知らされた、ここ数日間の出来事でした。
お読みくださりありがとうございます。
すべてに感謝