今回は、前回↓の続きです。(5/11追記しました)
身体の中から有害物質を取り除くためには、身体だけに注目するのではなく、人間を形づくっている「肉体・精神・魂」この3つすべてのバランスが非常に重要であるとの観点から、前回のブログでは霊的・精神的な部分に焦点を当てた。
今回は、独断と偏見による私個人の体験と直感にもとづいた身体的アプローチを取り上げるが、くれぐれも、実践する、しないも、その結果も、自己責任ということでお願いします。
※過敏性腸症候群の方、またその疑いがある方は、積極的に摂った方が良い食品が不調を招く恐れがあるため、くれぐれもご注意ください。
《デトックス法》食事編
◆摂取をなくす、減らすもの(◎必須 ○努力 △できれば)
◎牛乳(できれば乳製品全部)
○小麦粉の入った食品(◎市販のパン)
○添加物
△農薬・化学肥料使用食品(野菜や米だけでなく、お茶・コーヒーも注意)
○遺伝子組み換え食品
◎添加物まみれの加工食品
◎電子レンジ調理食品
◎白砂糖
◎精製塩
△アルコール飲料(添加物の多い飲料は論外)
○カフェイン
◎インスタント食品
○市販の安価なドレッシング・調味料
◎コンビニ弁当・コンビニスイーツ等
○安価な油
○劣悪な環境で飼育された鶏豚牛肉、鶏卵、養殖の魚
○ファストフード
○甘いもの全般
◆積極的に摂取するもの(◎必須 ○努力 △できれば)
○玄米、分付き米
○発酵食品(味噌・納豆・漬物など)
◎新鮮な旬の野菜・フルーツ
○豆腐・豆類
※大豆に含まれている、アンチニュートリエントという毒性のある物質が体に悪いので、発酵した大豆食品以外はあまり食べないほうが良い、という説あり。しかし私は豆腐が大好きなので気にせず食べているが、悪影響は特に感じられない。
◎質の良い水
○きのこ類
○海藻類
「食べられるものがなくなってしまう!」という声が聞こえてきそうだが、もし本気で身体を作り変えたい、不調を何とかしたいなら、徹底的にやることを強くお勧めする。
市販されている食品、調味料は、そのほとんどが”摂取をなくす・減らす”に当てはまってしまうので、今までの食生活をそのままに、代替品を探すのではなく、食のスタイルを激変させる必要がある。
1.1日3食を、1日2食、あるいは1食に減らす(ドカ食いせず腹八分目、よく噛んで食べること)
2.間食をやめる、或いは、ナッツ(無塩)、果物、ドライフルーツ(無添加)などにする
3.就寝する2時間前以降は何も食べない
4.添加物まみれの加工食品、インスタント食品、市販の菓子等の摂取を断ち、上質な調味料・材料を入手して、できるだけ手作りする
5.外食しない(安心安全にとことんこだわった店は別。むしろ応援したい)
6.野菜中心のメニューにする(カット野菜は避けるべし)
7.自分で野菜やハーブを育てる
・・・正直言うと、私だって徹底的に100%実践していない(笑)。でも、80%以上は達成できていると思う。人によって、効果の出方に違いはあると思うが、私が顕著に体調が良くなったと感じたのは、
・小麦粉食品(パン・麺類・ケーキやクッキー等のお菓子)を極力摂らないことにしてから、下痢、軟便体質が劇的に改善された
・豆乳ヨーグルト、糠漬けなどの発酵食品を積極的に食べるようにしてから、腸内環境が劇的に改善された
・カフェインを摂らないと、しばらくは強烈な眠気や頭痛に襲われるが、その後頭がスッキリと冴える(しかし、これだけはまだ摂取をやめられない・・・)
この3つ、だろうか。
盲点だったのは、精製塩や白砂糖や安価な菜種油は買わずに、天然塩やキビ砂糖、米油を調理に使っていたので、それで「自分はちゃんといいものを選んでいるのだ」と安心してしまっていたのだが、よくよく考えてみたら、市販の醤油、味噌、お菓子、ドレッシング、冷凍・加工食品で使用している砂糖や塩、油は、間違いなく安価なものであり、どんなに添加物が少なくても健康食品とはとても言えないシロモノだ、ということを、自分はあまり認識していなかった。というか、徹底的に安心安全の食品・調味料をそろえるとなると、値段が高すぎて無理!と、目をそむけていたフシもある。
添加物の表記に関しても、何十年も前に勉強したっきりだったので、着色料や人工甘味料、発色剤や怪しげなカタカナ表記を避けることは常にしてきたが、添加物一括表示の闇についてなど、つい最近知ったばかりで、
「こりゃ、市販の加工食品で安全なものなんて、ないに等しいじゃんか・・・。」
と愕然とした。
↑こちらのサイト「添加物の知っ得裏情報」で添加物についてより詳しく知ることができるのでお勧めです!
日本は、添加物・農薬・化学物質天国とも言えるほど、外国で認可されていない危険物質が平気で使用・販売されている。
「国が人体に安全だと認可しているのだから大丈夫でしょ!」というのは、正確な判断基準にならない。むしろ、国が警告を出しているものこそ、実は身体に良かったりする場合がある。なので、とにかく自分で調べることだ。
国が国民の健康と安全など、ひとつも重要視しておらず、むしろ不健康になるように規制を緩和し・都合よく制度を変えてきていることは、自分でネットや文献で情報を調べればすぐわかることだ。
私もチャンネル登録させていただいているこちらの動画は、本を読む時間が取れない人にもお勧めなので、過去の動画もさかのぼって是非ご覧いただきたい。
ただ、ひとつ言えることは
「人の身体は千差万別なので、どんな素晴らしい健康法も、試してみないとわからない」
ということだ。
マクロビオティックも、ローフードも、実践してみたけれど、自分にはぴったりマッチしなかった。でも、だからといって、その全部をやめてしまうのではなく、自分に合った良い部分だけ取り入れている。それには試行錯誤の時間も必要だが、ちゃんと自分の身体や心が教えてくれるから大丈夫。
「医学博士がこう言っているから」
「科学的根拠があるから」
「テレビの情報番組で観たから」
といった理由だけで効きもしない健康法をだらだら続けることは止め、効果がなさそうだと思ったら実践を止める柔軟さも必要なのである。
私はローフードが身体に良いはず!という思い込みで、毎日大量の野菜ジュース、野菜スムージーを摂取していた時期が結構長かった。その間は、摂取したとたんに、軟便をもよおしていたが、自分の生まれつきの体質上仕方がないのだと思っていた。
だが、スムージーの量をかなり減らし、小麦粉断ちをしたところ、自分にとっての掟破りをしたとき以外は快便が出るようになった。
腸の健康は、身体全体の健康につながるので、安易に薬やサプリメントに頼らず、口にする食品を工夫することでじっくり自分の身体と向き合ってみることをお勧めする。
そして、多品目、すべての栄養素を一食でまかなうことよりも、1週間~1か月のスパンで摂取できていればヨシ、とする。でないと一人暮らしの場合、ロスが出てしまって続かないからだ。10種類の野菜を一気に買って、鮮度の落ちた状態でダラダラと最期まで食べるよりも、2~3種類の野菜を鮮度のいい状態でさっさと使い切ってしまう方がよほど体にいいと思うのだがいかがだろうか?
生野菜は日持ちしないので、乾物を生野菜と組み合わせて上手に使うと良い。それと個人的に愛用しているサプリメント、スピルリナも栄養補給にお勧めだ。
スピルリナを、東洋医学の医師に勧められて飲み始め、もう何年にもなるが、いちばん驚いたのは、高校生の時からアレルギー性鼻炎、気管支ぜんそく持ちとなり、以降の血液検査では、必ず高い数値だったアレルギー疾患であることを示すEosin(白血球像:好酸球)が、正常値になったことだった。
もちろん、アレルギー症状がほぼ出なくなったことは言うまでもない。
今まで、口当たりがいいから、安価だから、手軽だから、という理由でだけで食していたものを、それが本当は身体にとって良いものか悪いものなのか、本気で見直すのは結構大変な事だが、自分の身体を大事にいたわること以上に重要なこととはなんだろうか?安いからといって自分の身体に毒物を流し込み、ストレスをアルコールで発散して、挙句の果てに病院のお世話になるよりも、多少高くついてしまっても、時間がかかっても、心身ともに健全でいられるよう気配りをする方がよほど大切なことだと思うのだが、いかがでしょうか。
(以下太字:サンマーク出版「神へ帰る」より引用)
ほとんどの人間はほとんどの時間、ほんとうは重要でないことに集中していてる。だが毎日、ほんの数分でも重要なことに集中してみたら、人生のすべてが変わりうるね。
あなたがたの身体は、感度の高いエネルギー受信器というすばらしい道具なのだ。
信じるかどうかはべつとして、ビュッフェテーブルの料理の15センチ上くらいに手をかざせば、さわらなくても、いまそれを食べた方が良いかどうかはわかるんだよ。クロゼットからその日に着るものを選ぶときや、店で衣類を買うときでも同じことだ。
誰かと一緒にいるときにだって、自分が考えていることではなく感じていることに耳を傾けてみれば、そのひととのコミュニケーションの質は飛躍的に上昇する──人間関係の質も当然、上がるね。
あなたが混乱してとまどい、宇宙に答えを求めているとき、必死にものごとを把握しようと考えている部分のスイッチを切って、すべての答えにアクセスできると知っている部分のスイッチをオンにすれば──つまり何をすべきかを決めようとするのではなく、どうありたいかを選べば──ジレンマはたちどころに解消し、解決策が魔法のように現れることに気づくだろう。
思考や言葉の振動を測るということで言えば、何らかの考えや言葉について軽いと感じるか重いと感じるかわからないひとは、ほんとうはごく少ない。
たいていのひとは、そんなことはすぐにわかるものだよ。
お読みくださりありがとうございます。
すべてに感謝