”人生には意味はない” - ガイアとともに５次元へいこう！！

ひとは人生で起こる出来事や経験の意味を知ろうとする。だが、じつはどんなものにもまったく意味はない。人生の出会いや経験に隠された本質的な真実などない。

誰が事実を隠すというのか？なぜ隠すのか？

もし、あなたがたに真実を見つけさせたいのなら、隠すより明らかにしておいたほうが効果的ではないか？もし、神に言いたいことがあるなら、あなたがたに謎解きをさせるより、はっきり言うほうがずっと簡単ではないか？（それに、ずっと親切ではないか？）

じつは、どんなものにも意味はない。あなたが与える意味以外には。（サンマーク出版：「神とひとつになること」より）

「人生には意味はない」のフレーズを初めて読んだときは衝撃的でしたね。例えば、癌を宣告されたり、事故に遭ったりしたら、誰でも（なぜ自分がこんな目に遭うのだ・・・）と考え、信仰のある人なら、「神よ、なぜこのような試練を私にお与えになるのですか？」と、神様に詰め寄るかもしれません。でも、神様は、はっきりと”人生には意味はない”と通達されたのです！

多くの人間は受け入れがたいと思うだろうが、これはわたしの最大の贈り物だ。人生（life：生命）が無意味だから、あなたがどんな意味でも決定することができる。その決定によって、あなたがたは人生のさまざまなもの、あらゆるものとの関係で自分を定義する。

じつはこれが、どんな存在であるかを自分で選ぶという経験の意味（means:手段）だ。（中略）だから、何かが起こったとき、どうしてかと問うのはやめなさい。どうして起こったかを、自分で選びなさい。どうして起こったかを自分で決めなさい。選んだり決定することができなければ、でっちあげなさい。どうせ、そうするのだから。（引用元：同上）

自分ででっちあげろ、とは・・・！なんともはや、好き勝手に自分の身に起きたことにタイトルを付けていいというわけなんですね。

あなたがたは、ものごとをする理由や起こった原因を自分ででっち上げている。だが、ほとんどの場合は無意識にしている。今度は、意識的に気持ちを（そして人生を）つくりあげなさい！人生の意味を、あるいは出来事や事件や環境の意味を探ろうとしないこと。自分で意味を与えなさい。それから、起こったこととの関係のなかでどういう自分を選ぶかを発表し、宣言し、表現し、経験し、実現し、その自分になりなさい。あなたの観察力が鋭ければ、同じ状況や環境を何度も何度も、新たな自分自身を創造するまでくり返し呼び寄せていることに気づくだろう。（引用元：同上）

つまりは、何が起きるかについても、たまたま、とか偶然ではなく、必然的に起きているのであり、それも自分が呼び寄せた出来事である、その出来事を、自分の成長のために起きた、ありがたいものとして感謝するか、運悪く降りかかってきた災難として恨むか、すべて自分で自由に決めることができるのだと、そういうことなんですね・・・。

五体満足・容姿端麗、裕福な家庭で愛情を一身に受けて育ち、いい大学に入って超エリートになり、素晴らしい伴侶と優秀な子どもに恵まれ、何不足ない満ち足りた人生こそが成功者としての人生だ、と思うのならば、自分の身に降りかかる災難はすべて不幸の元であり、運の悪い自分を呪い、周囲に恨みを抱えて生きることになってしまいますが、人生とは、おのれの成長のためにあるのだと考えれば、自分の身に降りかかること、出会う人は、すべて、自分を新たに創造するための最高の贈り物であり天使なのだと、感謝の念をもって歓迎することができるでしょう。そんな境地になるのは、一朝一夕にできる事ではないかもしれませんが（私は「神との対話」シリーズを読み始めてから２０年はたちますが、最近やっと！って感じですからね）成長のペースは人それぞれですし、一瞬で悟りの境地になることも不可能ではないと思います！もう、人生で起きる災難を、環境や誰かのせいにして生きるのは嫌だ！と心に決めれば、人生のかじ取りを自分自身に取り戻すことができるはずです！

悟ったふうにこんなブログを書いている自分も、魂の修行続行中の身ですが、長年慣れ親しんできた神様からのメッセージが腑に落ちる瞬間があって、そんな時は歓喜というか、喜悦というのか、”そっか、そうだよ、やっと思い出したよ！”という感覚になります。知識として知っているだけでは本当に思い出したことにならないんでしょうね