いつも真面目な内容にしているとちょっと疲れるので、今回は私のダメっぷりをご披露したいと思います
スピリチュアルに興味を持ち始めると避けて通れない？のが「瞑想」ですよね。
あたしゃ、この瞑想にはホントに悩まされました。瞑想そのものが悪いんじゃないんですよ、私が勝手に「瞑想とはこうであるべき」ときめてかかり、それが全く達成できないんで、自分を「スピリチュアル道のおちこぼれ」と認定したってわけです。
瞑想に関する本を買いまくり、読みまくり、瞑想誘導ＣＤを聞き、頭の雑念をなんとか振り払おうとしたんですが・・・。私の雑念はほんと手ごわくて、何度スルーしても、ゾンビのように新しい雑念がうじゃうじゃと湧いてくるんですよ。もちろん、私のバイブル「神との対話」シリーズのなかにも、神が瞑想についてご教授くださっている箇所があります。でも、うまいこといかない。”うまいこといかない”ってジャッジしてるところからして本来の目的から外れてるんですけど、”すべてと溶け合ったような感覚”とか、やっぱ味わってみたいじゃないですか。でも正直言って、そんな感覚を味わったことは一度もありまっしぇん
「無になる」のが難しければ、逆に1つのことに徹底的に集中するのも瞑想になりえるとのことだったので、（皿洗いですら瞑想になると神との対話の神様は言ってます）それもできるだけ心がけている・・・つもりなんですが、大概は違うこと考えながら皿洗ってますね。
よっしゃ、わかった、私は瞑想が苦手なのだ。だったら、次なる霊性への扉を開く方法は・・・
と私が目を付けたのが前世療法。ブライアン・ワイス博士の著書が大好きで、ここに登場してくる患者さんは、ワイス博士にかかると、いとも簡単に前世を思い出し、どんなにひねくれた怒りんぼのくそオヤジでも、天使のようになり、「すべては愛なのです」とか言っちゃう。瞑想で迷走するより、金はかかるが確実だ！と思ったわけなんです。
初めは、著書の巻末にあった誘導の文言をテープに吹き込み、自分に聞かせてみました。
しかし、途中で寝てしまう。何度やっても寝てしまう。う～んやっぱりテープに吹き込んだ自分の声ってところがよろしくないに違いない、誰かに誘導してもらった方がよかろう！と、ワイス博士の瞑想CDブックを買いました。しかし残念なことに英語がわからないので、日本語で訳者のかたが誘導してくれる声でチャレンジ。結果は・・・・今まで何回も試したけど全滅。ええい、やっぱりここは私の状態を見ながら巧みに前世にいざなってくれる、誘導瞑想のプロ？にお願いするしかないっ！と大枚（ってほどでもないけど）はたいてヒプノセラピー、受けましたよ。なんと3回も（もちろん全部別のところで）。しかし、しかしですよ、3回とも玉砕。何も、な～んも見えませんでしたね。しかも、「あなたは、ガチガチになっているから誘導できない」みたいなことを言われました。え～、どんな頭が固くでも、緊張してても、それをリラックスさせて前世をみせてこそプロってもんじゃないの？・・・とは言えませんでしたけど、かなり、がっかりしましたね。受けてる最中もね、何にも見えないことにすごく罪悪感感じるんですよ。だからむりやり自分の妄想を呼び起こしちゃう、みたいな。別に堂々と「なんにも見えてきません！」て言えばいいんだけど、一生懸命やってくれるのになんか申し訳ない・・・みたいに思っちゃう自分て一体・・・
。
リーディングもね受けましたよ。2回？かな。でもリーディングって自分では何も見えないじゃ～ないですか。言われたことを疑うわけじゃありませんが、やっぱり、自分で神秘体験的なことを経験したかったのです。自慢じゃないけどUFOだって一度も見たことないし、霊を見たとかもないし。昔はちょっと不思議な夢も見たことあったけど、最近ないなあ、そういえば。
てなわけで、瞑想は迷走、前世は全く垣間見る事かなわず、もともとすべてにおいて自己肯定感の低い私は、スピリチュアル道においても劣等感に押しつぶされておりました。もしかしてあたしって魂ないんとちがうかな？！なんて思ったり。
・・・そんなこんなで、20年以上の歳月が過ぎました。立派なおばさんになった分、もう開き直りましたね。瞑想もホント、自己流です。目つぶって、「瞑想・音楽」でググった曲を聞きながら、何も考えない・・・んじゃなくて、妄想するんです。きれいな海でイルカとかクジラと一緒に泳いで開放的になった自分、とか、美しいピンク色に染まった雲の合間を飛ぶ自分、とか、愛する人の顔を思い浮かべながら「ありがとう、愛しているよ」と言ってみたり。宇宙の高次元の存在とか天使に「いつも見守ってくれてありがとうございます」と伝えてみたり。
そうすると、胸がいっぱいになって、涙があふれたりして、すごくいい気分になれるので、もっぱらこれです。それと、光の銀河連合さんイチオシのマントラ、
I AM THE LOVE.
I AM THE LIGHT.
I AM THE TRUTH.
I AM.
を英語や日本語で唱えてみたり。マントラも言い始めた当初は、何だかとってつけたような感じがして、気恥ずかしいような、嘘くさいような、着慣れない、サイズの合わない洋服を仕方なく着ているような？ 感覚だったんだけど、何十回も唱えているうちに、あんなに着心地の悪かった服が、ぴったり着こなせるようになってきたっていうんですかね、マントラに洗脳されちゃったのかも
最近は唱え始めると同時に泣けてきたりするからね、お金かかんないし騙されたと思ってやってみるといいかも。そういえば、神との対話の神様も言っていたよ。
あなたの考えがはっきり確かなものになったら、それを真実として語りなさい。はっきりと声に出しなさい。創造の力を呼び出す偉大な号令を使いなさい。「これがわたしである」という号令を。ほかのひとに、「これがわたしである」と宣言しなさい。「これがわたしである」というのは、宇宙で最も力強い宣言だ。あなたが何を考え、何を語るにしても、「これがわたしである」という言葉をきっかけにものごとが動き、体験できるようになる。宇宙が動く仕組みはそれだけだ。ほかに道はない。宇宙は「これがわたしである」という言葉に応える。瓶から現れる魔法使いが指示に従うように。
「私は愛 私は光」なんて、到底思えなかったし、どっちかっていったら「私は不安 私は闇」のほうがしっくりくるよ、ってなくらいネガティブな女だったけど、結局、自分で自分を、悪い方、悪い方に創造してただけなんだよね。神様が言うように、考えがはっきり確かなものになってからじゃなくても、半信半疑だったとしても、”そうでありたい”という願望さえ持てば、まだ現実化してなくても言ったもん勝ち？その通りになる！何度言ったってタダなんだから！
”こうでありたい自分リスト”作って毎日呟けば現実化するなんて、考えただけでわくわくするよね～。私は若い、私はきれい、私は健康、私は優秀、私は優しい、私は寛容、私は楽しい
・・・もうエンドレスに出てくるよ。どっちかっていうと、気を付けてないと逆のことばっかり呟いちゃうよね。「あ～疲れた」「またシワ増えたなあ・・・」「なんでこんなにイラつくんだろ」「あ～もうあたしってバカじゃないの？！」
皆さんはどうでしょうか。
思いつくまま書きましたが、まあ昔よりは完璧主義じゃなくなって、ダメな自分も受け入れて、サボったり、手抜いたりを許しつつ、そんな自分を愛おしいと思えるようになったことがスピリチュアルの旅半ばでの一番の収穫ですかね。100人いれば100通りの道がある。どれが正しいとか間違っているとか、ないんですよね。こうして振り返ると、私の歩いてきた道も懐かしく愛おしくなってくるから不思議なもんです。
これからも、肩の力を抜いて、気の赴くまま、歩いていきたいと思います。
お読みくださりありがとうございます。
全てに感謝
