ガイアとともに5次元へいこう!!

妄想癖の激しいオバちゃんのスピリチュアル探求エッセイ

わたしたちは劇団「地球座」の劇団員

訪れて下さってありがとうございます。

以下↓は、私(ヨーコ)の想像(創造)と思って読んでくださいね。

 

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わたしたちは、役者として、大きく成長することを、皆、望んでいます。だから、ありとあらゆる役を演じることのできる「地球座」にやってきました。地球座は、あまたの劇団のなかでも、役者として急成長できる劇団として、とても人気があります。劇団員は本来みんな、とても愛情あふれる素晴らしい人たちで、お互いをかけがえのない大事な仲間と思っており、一丸となって舞台を盛り上げることに熱い情熱を抱いています。

 

劇の演目はスペクタクル、ロマンス、悲劇、喜劇、なんでもござれで、役柄も、愛情豊かな善人から、極悪人、貧乏人、大金もち、冷酷な権力者、無垢な子供、賢者、愚者、浮浪者、絶世の美女から、醜い老婆、大スター、平凡なサラリーマン・・・きりがないほどに様々です。

さて、役者として大きく成長するには、ありとあらゆる役柄を演じられるようにならねばなりません。舞台を降りれば、かけがえのない仲間でも、舞台の上では、それを忘れて、時には敵同士になったり、憎みあったりすることも当然あります。本来の自分とは全然違う、冷酷無比な人物を演じるのはとても骨が折れるものです。本来の自分とはあまりにもかけ離れているからです。でも、大事な友である仲間が、「愛する人を殺され、悲しみに打ちひしがれたのち、殺人犯を許す」といった役柄を演じてみたい、と言ったら、誰かが殺人犯の役を演じなくては劇が成り立ちません。そんな時は、誰かが必ず名乗りを上げてくれます。そして、存分にその役柄を演じ切ったら、次の上演の際には役柄を交換してみたりします。台本は一応ありますが、大まかなものなので、舞台上で好きなようにアドリブのセリフを言ってみることもできます。劇中思うような演技が出来なかったら、何度も同じ状況を繰り返し創り出してくれる仲間たちの存在はとてもありがたいです。

 

「もう、この演目の役柄を、自分は演じきったな。」と思ったら、舞台を降ります。かつらを外し、衣装も脱いで、本来の自分に戻り、ホッとして、ゆっくり休憩します。でもその前に、自分が演じた演目を、他の登場人物の目線から録画してある動画を観る時間があります。それを観ると、とてもリアルに他の登場人物の気持ちを感じます。そうすることで、自分の役柄を振り返り、次の舞台でどんな役柄を演じたいかの参考にしたりします。また、先に舞台を降りた懐かしい友に会うこともできます。舞台上では、死に別れ、もう2度と会えない、と、大粒の涙をこぼしていたけれど、役柄に没頭し、そう思い込んでいただけだったのです。

 

時には、あまりにも残虐非道な悪役を演じたために、本来の自分をすっかり忘れてしまう劇団員もいます。そんな時は、ちゃんと本来の「愛」である自分を思い出す手伝いをしてくれるプロフェッショナルな存在がたくさんいるので大丈夫、心配することはありません。逆に、周囲から蔑まれ、ボロボロに傷ついた役柄を演じきって、疲れ果てて舞台を降りることもありますが、本来の自分はみんなに愛されており、傷ついたと思ったのは役の上でだけだったことを思い出し、すっかり回復して元気を取り戻します。

 

そんなこんなで、いったい何人の、何パターンの役柄を演じたでしょうか・・・。ありとあらゆる役をこなしてきたおかげで、役者として、大きく成長し、長いこと続いた地球座を、一新する段階にやってきました。他の劇団員も、みんな、素晴らしい役者に成長しました。それもこれも、劇団員みんなで、いろいろな役を演じわけ、切磋琢磨してきたからです。あまりに長いこと、舞台上で暴れたり、血を流したり、激しい演目を上演したので、ステージがボロボロになってしまいました。これからは、本来の自分を思い出している、という設定で、新しくなった地球座で公演をしていきます。みんな、役者として本当に長いこと経験を積んできて成長できた自分を誇らしく思い、喜びでいっぱいです。新しい地球座に出演すると決めている人もいれば、別の劇団に行ってもう少し修行したい人もいます。また、立ち上げてまだ日の浅い劇団に行って、指導したりサポートしてみたいという人もいます。皆、強制されるわけではなく自由に行先を選べるので、誰も別れを悲しんだりはしていません。会いたければまた必ず会えることを知っているからです。

 

今、わたしたちは、一新する前の地球座での最後の公演を演じている最中で、役者のなかには、役柄を演じながらも本来の自分をちょぴり思い出している人も増えてきました。実は、地球座を一新するには、大勢の役者のうちの、ある一定の人数が本来の自分を思い出す必要があるのです。劇団員のなかには、地球座を応援し、愛してくれている他の劇団からこっそり地球座にもぐりこんで、”本当の自分”を思い出すお手伝いをしてくれているメンバーも混じっています。

 

新しい地球座には悪役は必要ないんだから、さっさと悪役全員を降板させてしまえばいいのに!と思っている劇団員もいますが、実は、今回悪役を演じている人は、大勢の劇団員が劇中本当の自分を思い出すことを促進させるため、あえて最後の公演で憎まれ役をかって出てくれた、勇気ある愛情深い劇団員だったりします。ひどい悪役を演じ切るには、本当の自分をすっかり忘れていなければできないため、新しい地球座には出演することはかなわないかもしれませんが、舞台を降りれば、本当の自分を思い出すためのサポートを受けることができるのです。

劇中自分の役柄が周りにどんな影響を与えたか、役を降りてから振り返る作業はある意味地獄の苦しみ、と言えるかもしれませんが、これは、罰ではありません。誰でも、どんな役柄を演じたにしろ、自分が与えたものを自分が受け取らなくてはならないからなのです。

 

新しい地球座はもう目の前まで来ています。役者一人で地球を一新させるさせることはできません。劇団員全員が、それぞれの役を全うすることに全力をあげ、相互に影響しあうことによって、それは可能になります。演じながら、自分の役柄をより本来の自分に近いものにしたいと思う人が増えれば増えるほど、新しい地球座への移行はスムーズになります。

 

今がその時です!

 

・・・以上!

 

想像(創造)の元になっているのは、

サンマーク出版:「神との対話フォトブック ちいさな魂と太陽」

です。それと、

サンマーク出版:「神へ帰る」

も混じってるかな。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

全てに感謝照れドキドキ