ガイアとともに5次元へいこう!!

妄想癖の激しいオバちゃんのスピリチュアル探求エッセイ

目覚めた種の基本的な資質⑦⑧

 

目覚めた種の基本的な資質

 

⑦目覚めた種の文明では、人間が「所有」と呼ぶ概念と関連する規範は受け入れられていない。

⑧目覚めた種はつねにあらゆるものをあらゆる者たちと分かち合う。目覚めていない状態の人間はそうしないことがよくあり、ただ限られた状況でしか他者と分かち合わない。(サンマーク出版:「神との対話④」より)

 

あなたがたの言う「所有」という言葉や概念は、HEB(高度に進化した存在)の文化にはない。「個人に所属する」ものという意味での「所有物」もない。HEBは所有せず、世話をする。つまり、ゆだねられたものを大切にし、愛し、めんどうを見るのであって、所有するのではない。人間は所有し、HEBは世話をする。あなたがたの言葉で両者のちがいを言えば、そういうことだ。

人類史のはじめのころ、人間は、自分が手に入れたものはすべて個人的に所有する権利があると思っていた。配偶者や子供たち、土地、土地の恵みもすべて自分のものだった。そして自分の「もの」が獲得した「もの」もまた、自分のものだった。人類社会は、いまでもこの「所有」という概念に取りつかれている。遠くから見ているHEBは「所有の強迫観念」と呼んでいるよ。(「神との対話③」より)

 

私が初めて、高度に進化した存在の「所有」に関する概念を知った時、さもありなん、といった感じで特に驚きもしなかったのですが、次のくだりにはびっくりしたと同時に、私たち人類が、まったくもって無謀なことを、当然のことのようにしてきたのだ、と知って愕然としました。

 

たとえば、高度に進化した文化では、自分に子育ての力がないことが明らかであれば、決して自分で子供を育てるとは言わない。

だから、高度に進化した文化では、子供が子供を育てたりはしない。子供は年長者にゆだねられて、育てられる。だからといって、生まれた子供が生みの親から引き離され、まったく見知らぬ者の手に渡されるのではないよ。そんなことは起こらない。

子供の「親」──彼らの言葉で言えば「生命を与えた者」──が誰かわかっていても、自分自身が生命の基本を学んでいる最中のものから生命の基本を学べとは言われない、ということだ。(引用元:同上)

 

私たちは、授かった子供は自分の所有物であるかのように生きています。そしてその所有物に対して、人によっては、制約を課し、自由を制限し、抑圧し、気まぐれで可愛がったり気まぐれで暴力をふるったりしてしまい、上手に子育てをすることは至難の業です。

しかし、それは、私たちがまだ生命の基本を学んでいる最中なのに、その基本を無垢でか弱い子供に教え、導け、と言っても無理な話であって、感情的に子供を怒鳴りつけたり、条件付きで愛したりするのも、人間的にまだまだ未熟だからゆえ、なのです。

子育て中に、このくだりを読んだときには、心底、私もHEB(高度に進化した存在)の年長者にわが子をゆだねたい!と思いましたね~(^_^;)

 

「所有」という概念がなければ、「分かち合い」も当たり前の概念となります。「わたしの○○

」ではなく、すべてのものが「わたしたちの○○」となるのです。

 

高度に進化した文化がはっきりと違うすばらしい点は、「あなたのもの」「わたしのもの」という概念を伝える言葉も音声も何の手段もないことだ。彼らの言葉には、所有格は存在しない。

「わたしの車」ではなく、「わたしがいま使っている車」になる。「わたしのパートナー」「わたしの子供たち」ではなく、「パートナー」「わたしが一緒にいる子供たち」になる。(中略)

したがって、高度に進化した文化には、「わたしの生命」という言葉さえない。ただ「わたしがいま、ともに存在する生命」があるだけだ。(中略)

この宇宙論に従わず、理解せず、そこからはずれて生きているから、地球上にはあらゆる軋轢が生まれるのだよ。(引用元:同上)

 

わたしのもの(だから他人に分け与えたくない)という気持ちは執着となり、いつ、奪われてしまうか、失ってしまうか、という不安を生みます。けれども、実はいま一緒にいるだけであって、いつかは手放すときが来るかもしれないからこそ、いまという一瞬一瞬を大事にしよう、と思えば、生き方が変わってきます。そして、自分の命さえも、「わたしの生命」ではなく、「いま、ともに存在する生命」なのだとしたら、生き続けることへの執着、死ぬことへの恐怖もなくなり、もっと、軽やかに人生を生きることができるのではないでしょうか。

 

わたしたちは、この世に在って、まず執着するとはどういうことかを身をもって知り、自分を再創造することによって、執着心を解き放ち、身も心も自由になっていく・・・・。そんなプロセスを、何度も何度も転生することによって経験し、魂を成長させ、そして、まさにこの時、三次元卒業試験期間の真っただ中にいるのかもしれません。他人が試験勉強をまったくしていないとか、試験があることも知らないとか、大事な人だったら心配するのももっともですが、まずは、自分が充分な体制で試験に臨み、卒業資格を得て、あとから慌てて勉強を始める人たちに、合格のコツを伝授し、サポートし、安心させてあげる・・・そんな役割を果たすべく、自分自身の勉強に励みたいと思います!

 

お読みくださりありがとうございます。

すべてに感謝照れドキドキ