目覚めた種の基本的な資質
④目覚めた種はありのままを見て、認識し、つねに効果のあることを行うだろう。目覚めていない状態の人間はその逆のことがよくある。
これって、一つめ、二つめ、三つめとよく似ていて、切り口が違うだけですね。四つめのの項目が地上の日常生活とどう関連するのかを説明してくださいませんか。そうしたら、わたしたちに及ぼす影響がもっとよくわかると思うんです。
もちろん、いいよ。この最初の項目のいくつかは関連していて、あなたもそのいくつかに気づいているが、ここで全体をまとめてみよう。
あなたがたの目的が、平和で喜ばしい、愛のある生き方をすることなら、暴力には効果がない。このことはすでに立証されているね。
あなたがたの目的が、健康で長生きできる生き方をすることなら、毎日、死んだ肉を消費し、発がん性があるとわかっている喫煙をやめず、アルコールなど神経を破壊して脳をむしばむ液体を定期的に大量に摂取することは、効果がない。このことはすでに立証されているね。
あなたがたの目的が、暴力や怒りから解放された子孫を育てることなら、彼らが一番感じやすい年頃に暴力と怒りの鮮烈な描写をみせつけることは、効果がない。このことはすでに立証されているね。
まだまだ、続くのですが、この辺で自分の日常生活を振り返ってみようと思います。
暴力には何の効果もないことは、おそらく大多数のひとがわかっていることではないでしょうか。私の場合はそうでした。言葉の暴力、肉体的な暴力、どちらにしても、冷静に、効果を狙ってやったためしはありません。大概、怒りの感情が爆発し、カッ！となって暴言が口を突いて出たり、あっと思ったら、子供の頭をはたいていた・・・・というパターンがほとんどです。そして、後になって滅茶苦茶後悔し、自己嫌悪に陥る、がお決まりでした。効果がないとわかっているのにやってしまう・・・。これは、つまり、自分の中にある、ありのままの感情を無視したり、無理やり矯正しようとしているから起こってしまうのではないでしょうか。
子育てで四苦八苦していたころ、私は”子供を感情的に叱らない”というきまりを自分に課していました。（しょっちゅう破っていたから、きまりでもなんでもないのですが）母親なら、子供を無条件に愛するのは当然だし、だったら、手を上げたり、傷つくようなことを言って子どもを支配しようなんてことは、絶対にやってはいけない。私はそんな鬼母ではない、と。
しかし、現実は、私は鬼母以外の何者でもなく、警察に通報されるような虐待こそ、理性でなんとか抑え込んで、せずに済んでいましたが、そのせいで、「子供をかわいく思えない」という、苦しくて辛くてたまらない子育て地獄を味わう羽目になってしまったのです。
もしあの時、自分の気持ちを否定せず、「こうあるべき」の呪縛を解き放って、ありのままの感情を受け入れていたら・・・。事態はもっと良い方に向かっていたでしょう。当時の私は、子供を愛せない自分を受け入れるのがつらくて、逃げ回っていたのです。子育て時代のことを回想すると、いまも涙が出てきてしまいます。ありのままの自分と向き合う勇気をもてば良かった。すでに「神との対話」を読み込んでいたけれど、そのせいで？こう在りたい自分（聖母マリアのような母親）に自分をもっていこう、もっていこうともがいてしまって、ありのままの自分を受け入れ、赦し、愛することを省いてしまっていたのでした。とほほ
、です。
健康については、何の申し開きもできません
。でも、私は今年から一切肉を食べないことを決めました！(魚や卵は食べてますが）
そしてアルコールの摂取もやめました。
あっ、でもカフェインだけは完全に断てないでいます・・・
。
子どもたちに暴力を植え付けるような映像、書物が世の中にはあふれかえっており、これを完全にシャットアウトしようと思ったら、山の中の大自然で、世間から完全に距離を置いて、学校にも行かず、家族や特殊なコミュニティーだけで子育てをしなければ実現できないでしょう。子供たちを、怒りと暴力の中で育てよう、という目的で作られた世界のようなものだから、
もうこれは、私たち一人ひとりが変えていくしかないですね。大人が見本にならなくてはいけません。でも、これは、希望の光がちらちら
見えてきていますので、実現もそう遠い未来ではないと思われます。すごくうれしいです！！
ありのままを観察し、効果があることを行う。実にシンプルで簡単そうなのに、私たちはそれをやってこなかった。これからは、自分に、過ちや失敗（と思われること）があっても、ごまかしたり、言い訳をしたり、逃げたりせず、それを見つめる勇気をもつこと。ありのままを受け入れられたら、もう解決したようなもんです。
みんなで目覚めた種に、一歩一歩、近づいていきましょう～！！
お読みくださりありがとうございます。
すべてに感謝
